Tilt Scope - 3次元傾斜計
「Tilt Scope」は、角度・勾配、3次元傾斜角を計測してグラフィカルに表示するアプリです。
iPhone端末の内蔵センサの情報をもとに、現在の端末姿勢をリアルタイムに表示します。床の傾斜や建物の歪みなど、さまざまな場所の傾きを簡単に計測することができます。
「Tilt Scope」は、つぎのような特長があります。
「Tilt Scope」は、つぎのような用途でお使いいただけます。
本アプリは、3次元の直交座標(xyz空間)における回転イメージをベースにした角度・傾斜表示をおこないます。
yaw(ヨー)はz軸まわりの回転、pitch(ピッチ)はx軸まわりの回転、roll(ロール)はy軸まわりの回転を示します。たとえば、航空機や船舶などでは、機体の軸先をy軸、翼をx軸、機体上部方向をz軸にとります。
iPhone端末では、姿勢状態ごとの3軸(pitch/roll/yaw)の角度イメージをつぎのように表示しています。
# pitch(ピッチ)の回転角イメージ
# roll(ロール)の回転角イメージ
# yaw(ヨー)の回転角イメージ
# 表示単位について :
角度変位は、度数法の角度単位[°]または円弧法のラジアン単位[Rad]で表示されます。 単位系を相互変換するには、つぎの換算をおこなってください。
* 度数法 -> 円弧法 : [Radian値](Rad) = 180 / π * [角度数](°)
* 円弧法 -> 度数法 : [角度数](°) = π / 180 * [Radian値](rad)
加速度センサの情報を利用して、3次元の角度・傾斜計として動作します。iPhone端末の姿勢にあわせて、その角度・勾配を数値(円弧法の角度[°]、円弧法のラジアン[Rad])、および、ビジュアル画像で表示します。スタートボタンをタップすることで、振動レベル測定を開始し、ストップボタンをタップすることで停止します。
iPhone端末の姿勢状態(FaceUp、Portrait、Landscape)によって、計測表示は若干異なり、つぎのようになります。
# FaceUp (端末水平) :
地平面に対して、端末が水平になった状態です。このとき、pitch(ピッチ)とroll(ロール)の角度を円弧で、yaw(ヨー)の角度を円針で表示します。また、クロスマーク(+)で、端末を真上からみた天頂(あるいは天底)の位置を表示します。
# Portrait (縦持ち) :
端末を縦持ちした状態で、ホームボタン下側が基準となります。このとき、pitch(ピッチ)とyaw(ヨー)の角度を円弧で、roll(ロール)の角度を円針で表示します。
# Landscape (横持ち) :
端末を横持ちした状態で、ホームボタン右側が基準となります。このとき、roll(ロール)とyaw(ヨー)の角度を円弧で、pitch(ピッチ)の角度を円針で表示します。
"i"ボタンをタップすると、製品情報と利用方法が表示されます。