Listening Tuner - 聴き耳サポート
「Listening Tuner」は、iPhone上で動作する、あなたの「聴こえ」をサポートするサウンドアプリです。聴き取りにくい音をあなたに合わせて聴きやすくします。
ノイズの多い環境でのテレビ視聴や会話において、聴きづらさを感じたりしませんか? このアプリを使用することで、より良い「聴こえ」を試したり、あるいは、難聴の疑似体験をすることができます。
「Listening Tuner」は、最適なヒアリングを得るために、iPhoneの内蔵マイクとイヤホンを使用して、あなたの聴力にあわせた周波数特性や音量などのサウンド調整をおこなうことができます。
最新バージョンで、アプリの安定性を向上させ、iOS14.7以降に対応しました。
このアプリは、グラフィック・イコライザ(周波数特性の補正)、プリセット・イコライザ(聴力補正)、ノイズ・サプレッサ(雑音低減)、コンプレッサ(音量圧縮)、マイクレベル調整など、多彩な聴力サポート機能を備えています。
さらに、瞬間的に聞き逃した音を15秒間遡って、何度もサウンド補正をかけながら再生することもできます。
現在、メンテナンスのため、一時配信停止しております。ご不便をおかけしますが、どうぞご了承のほどお願いいたします。すでにダウンロード済みのお客様は引き続きご利用いただけます。
「Listening Tuner」は、つぎのような特長があります。
本アプリを正常に動作させるためには、以下のiOSシステムに関わる初期設定を必ずおこなう必要があります。
アプリインストール後の初期起動時に、iOSシステムより内蔵マイク・デバイスへのアクセス承認が求められます。この際、内蔵マイクのアクセスを必ず許可にしていただく必要があります。
もし、不許可にされた場合には、プライバシー制限により、マイク入力ができませんので、計測表示等もおこなわれません。見かけ上、アプリが正常動作してないようにみえます。
この場合、iOSの基本設定(「設定」>「プライバシー」>「マイク」)で、このアプリからのアクセスを許可していただくことで、利用可能になります。
「Listening Tuner」の起動時には、Infoビューにて利用方法が表示されます。さらに、"Close"をタップすると、トップビューが表示されます。
"Top view" および "Info view"
マイクから入力されたサウンドに対して、8バンドの周波数帯域ごとに周波数特性をコントロールできます。 さらに、クオリティ補正(Quality factor)で各周波数帯域のつながり具合を調整することができます。
マイク入力で気になる雑音成分を低減する機能です。周囲の騒音状況に応じて、ノイズレベルを調整できます。
マイク入力の音量をボリュームスライダーで調整できます。
アプリ音声出力動作中は常に直前のサウンドを録音していますので、"Replay"をタップすると、直前15秒間のサウンドを再生することができます。
"Settings"ボタンをタップすると、サブメニューが表示されます。
コンプレッサ(Compressor)、プリセットイコライザ(preset EQ)、GEQのクオリティ補正(Q factor)を設定することができます。
"Settings" サブメニュー
マイク入力の音量の幅(ダイナミックレンジ)を圧縮する機能です。
典型的な聴感損失モデルに基づいて、あらかじめ4つのイコライザが設定されています。
グラフィックイコライザ (GEQ) の各周波数バンドの重なり具合をコントロールできます。
本アプリの操作手順はつぎのとおりです。必ず注意事項を守ってご利用ください。
[使用前の準備]
[操作方法]
あなたがお気に入りの周波数補正の設定を見つけてください。さらに、より良いフィット感を得られるように、マイク音量調整やノイズサプレッサやコンプレッサにより、さらに好みの音質に調整することができます。
グラフィック・イコライザ (GEQ) は、8バンドのパラメトリック・イコライザで可聴周波数帯域をフルカバーします。各周波数バンドのゲイン調整バー (Lch (青)、Rch(赤)) によって、グラフィカルに周波数特性を調整することができます。
"Graphic Equalizer (GEQ)"
各帯域のスロープ調整(Q Factor)により、各周波数バンドの重なり具合をコントロールできます。
"GEQ - Q factor"
GEQリセット(L reset, R reset)をタップすると、GEQのゲイン調整バーは初期化され、周波数特性はフラット(平坦)になります。
"GEQ - L reset"
また、グラフィック・イコライザ (GEQ) の周波数バンド設定を2つまでデータ保存できます。
"INFO"ボタンをタップすると、製品情報画面の一番下に、データ保存/読出ボタン (Save1/Load1、Save2/Load2) が表示されます。
いったん保存したデータは、GEQを設定変更したのちでもワンタッチで読み出すことが可能です。例えば、”Save1”で保存したデータは”Load1"で読み出すことができます。
"GEQ Data Save/Load"
プリセット・イコライザ (preset EQ)は、典型的な聴感損失モデルに基づいて、あらかじめ4タイプのイコライザ設定が用意されています。各タイプを比較することで、あなたにフィットするモデルを見つけることができるかもしれません。GEQとは独立して動作するため、GEQでさらに微調整することもできます。
"EQ1〜EQ4"のいづれかのボタンをタップすることでプリセット・イコライザが有効になります。
"Preset EQ"
ノイズ・サプレッサ (NS) は、マイク集音で気になる雑音成分を低減する機能です。周囲の騒音状況に応じて、ノイズレベルを低減します。
ノイズ状況によっては逆に聞きづらくなることもありますので、その際は無効にしてください。
"Noise Suppressor (NS)"
コンプレッサ (Compressor)は、マイク入力の音量の幅(ダイナミックレンジ)を圧縮する機能です。 小さい音を相対的により大きくすることができます。ダイナミックレンジの圧縮幅は3段階で設定できます。音のダイナミックレンジは圧縮されて、音量感は大きくなりますが、不自然な音になる場合もあります。
"Compressor"
マイク入力レベル (Input level)は、ボリュームスライダーで調整できます。起動時には25%に設定されています。 アプリ起動中は、バックグランドでも設定が保持されますので、再利用するときには”START”のタップする前に、マイク入力レベルとハードウェアボリュームのレベルを必ず確認してください。
"Input level"
アプリ音声出力動作中は常に直前のサウンドを録音しています。 ”Replay"をタップすると、直前15秒間のサウンドを再生することができます。 GEQ、preset EQ、Compressor、NSなどを再調整して、聞き逃した音を何度でも聴くことができます。
Replay再生後、"START"をタップすると一時保存されていた録音データは消去されます。
"Replay"
”Output"をタップすると、現在選択されている音声出力の経路をチェックして表示します。ご利用開始時に、使用するヘッドホン(有線、ワイヤレス)が確実に繋がっているかどうかを確認してください。
"Output" - connecting Wireless Headphones
"Info"ボタンをタップすると、製品情報、利用方法の説明、データ保存設定 (Save1/Load1, Save2/Load2)、出力経路チェック (Output) を表示します。メインビューに戻りたい場合には、"Close"をタップしてください。